綺麗な絵の具からなくなった誤読を恐れるようになった下手な口笛を吹いても歩き方さえ思い出せない暗がりが怖くなくなった授業中手を挙げなくなった線路の上に寝転がっても美しい虫さえもう触れない誕生日が来て窓を塞いだ背が伸びたので枯れ葉を買った遠く…
夢の中でも夢を見ながらいろんなことが終わっていった自分で髪を切っている時この世の全部が不思議に思えた僕らはただの現在できっと眠っているのと同じ何処か遠くで上がった花火が空っぽのままふっと笑ったあの人はもう詩を書かない僕も素面では踊れない夏…
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